仙台市時短要請等関連事業者支援金

いつもお世話になっております。宮城県大崎市古川にある遊佐行政書士事務所の遊佐です。

本日仙台市より売り上げが減少している事業者への支援制度として「時短要請等関連事業者支援金」について正式にホームページが新設され、要項が公開されました

仙台市のホームページはこちら→https://www.city.sendai.jp/kikakushien/kanrenjigyosyashienkin.html


【対象となる事業者】
① 宮城県による営業時間短縮の協力要請による影響を受ける関連事業者
(例)時短要請の対象となる飲食店との取引事業者(飲食料品、おしぼり、生花等)等

② Go Toキャンペーン停止による影響を受ける事業者
(例)旅館、土産物屋、観光施設、飲食店、旅館等との取引事業者、タクシー事業者等

③ 宮城県による営業時間短縮の協力要請の対象事業者のうち、対象月に300万円以上売り上げが減少している事業者

※①と②については、県による時短要請の対象事業者を除きます。

【売上の要件】
対象月(令和2年12月から令和3年2月までのいずれかの月)の売り上げが前年同月比で50%以上減少し、以下のいずれかの要件に合致する中小事業者

【支給金額】
上記①及び②→法人は最大30万円、個人事業主は最大15万円
上記③→対象月の売上減少額に応じ、法人は30万円~100万円、個人事業主は15万円から50万円

【申請期間】
3月10日から4月16日まで


■関連事業者の判断基準について

今回公開された手引きの中には関連事業者の判断基準についても公開されています。以下のような具体例が明示されております。

〇 酒類の卸売業を営んでいるが、営業時間短縮の協力要請の影響により取引先の飲食店からの注文が減少したことに伴い売上が減少した。

〇 運転代行業を営んでいるが、営業時間短縮の協力要請の影響により、深夜帯の利用者が減少したことに伴い売上が減少した。

〇 飲食店接客従業者向けに美容業を営んでいるが、営業時間短縮の協力要請の影響により、接客従事者の利用が減少したことに伴い売上が減少した。

〇 観光バス運行を営んでいるが、GoToトラベルの停止により、バスツアーのキャンセルが相次いだため売上が減少した。

〇 土産物店を営んでいるが、GoToトラベルの停止により、観光客が減少したため売上が減少した。

〇 ランチ営業のみの飲食店を営んでいるが、GoToEatの停止により、利用客が減少したことに伴い売上が減少した。

〇 演奏家をしているが、GoToイベントの停止により、出演予定のイベントのキャンセルが相次いだため売上が減少した。

〇 結婚式場を営んでいるが、営業時間短縮の協力要請やGoToキャンペーンの停止に伴う自粛ムードの拡大により、挙式の延期や中止が相次いだため売上が減少した。

以上のような具体例が明示されております。参考にしていただければ幸いです。

2021年03月08日