宮城県内の市町村別支援制度のまとめ

いつもお世話になっております。宮城県大崎市古川にある遊佐行政書士事務所の遊佐です。

新型コロナウイルスに関連する事業者向け支援制度が宮城県内の市町村でそれぞれ異なり、宮城県内の市町村別の支援制度一覧表みたいなものが現在見当たらなかったため、私のほうで分かる範囲内でまとめました。

※以下のまとめは令和2年5月27日現在の状況で、制度の内容も簡易的に記載しております。詳細については各市町村のホームページでご確認ください。

【仙台市】
・仙台市地域産業支援金
→新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年2月から6月までのうち、事業収入が前年同月比で50%以上減少している月(対象月)がある場合に1事業者あたり20万円支給。

【大崎市】
・大崎市飲食店家賃支援事業
→新型コロナウイルスによる影響が大きい飲食店を営む事業者に対し、店舗等の賃料1カ月分を支援する飲食店家賃支援事業。支援金は一回限りで上限は10万円。

【登米市】
・登米市宅配サービス・持帰りサービスに取り組む市内飲食業者等の支援制度
→飲食業及び宿泊業者のうち、令和2年3月1日以降に新たに宅配サービスもしくは持帰りサービスに取り組むか、既に取り組んでいるが感染症拡大防止のため使い捨て容器を購入する個人事業主等の経済活動を支援。
対象経費(消耗品費、広告費、リース料)の2分の1以内とし、 1事業者当たり10万円を上限として補助。

【栗原市】
・栗原市テイクアウト転換支援事業
→弁当等のテイクアウト、デリバリーを新たに始めた飲食店の必要経費の一部を助成。
助成額は必要経費×2分の1で上限は10万円。

【石巻市】
・石巻市中小企業者・個人事業主に対する経営維持に対する助成
→売上が前年同月比で 20%以上 50%未満減少した事業者で国の「持続化給付金」の対象とならない事業者に助成。助成額は10万円。

・飲食店等に対するテイクアウトやデリバリー参入費用に対する助成
→不要不急の外出自粛により経営がひっ迫し、現状を打開するために新たな営業形態(ランチ・テイクアウト・デリバリー等)に取り組む事業者に対し、その費用の一部を助成。対象者は市内の飲食店などで令和2年3月1日~令和2年6月30日までにデリバリーやテイクアウトなどの業務形態の変更を開始した事業者。
助成額は初期事業費用の4分の3、上限20万円。

【東松島市】
・東松島市地域経済持続給付金
→令和2年2月から同年6月までのいずれか1か月間の売上げ又は利益が、前年同月から減少した商工業者に対し、5万円支給。

【気仙沼市】
・気仙沼市緊急支援給付金
→新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた行動自粛などにより,宿泊者が激減し,経営に深刻な影響を受けている宿泊施設を営業している事業者に対して支援。
支援金額は収容人数に応じて15万円~100万円。

【富谷市】
・富谷市店舗等賃料補助事業
→新型コロナウイルス感染症により、事業活動に影響を受けている中小企業者支援のため、富谷市内に店舗、事務所等を構える事業者に対し、その土地または建物の賃料の2分の1を補助。補助金額は月額賃料の2分の1(上限5万円)の3カ月分

【名取市】
・名取市新型コロナウイルス感染症に係る中小企業等経営支援金
→売上が50%未満減少した持続化給付金対象外の事業者に対し10万円支給

【多賀城市】
・多賀城市新型コロナウイルス対策事業継続支援給付金
→売上高が、令和2年1月から同年6月までの任意の1か月間と前年同月を比較して、20%以上減少している事業者に対し10万円支給

【角田市】
・角田市小規模事業者事業継続応援金
→協力金の対象外の事業者で新型コロナウイルス感染症の影響により令和2年2月から同年6月までの間で、ひと月でも売上高が前年同月と比べて20%以上減少している場合に20万円支給


私が調べた限りでは以上のような内容です。家賃支援を行っている市町村もあればテイクアウト補助を行っている市町村もあり、市町村によって支援制度が異なります。参考になれば幸いです、よろしくお願いします。

2020年05月27日