【大崎市】車庫証明について

宮城県大崎市古川にある遊佐行政書士事務所の遊佐です。今回は車庫証明について簡単にまとめてみます。

■車庫証明とは
車庫証明とは正式には「自動車保管場所証明書」と呼ばれるもので車を保管する場所を確保していることを証明する書類となっています。


■どういった時に車庫証明が必要になるのか
・車を購入したとき(新車、中古車問わず)
・引っ越しをしたとき
・駐車場が変わった時
・所有者が変更になる時
※引っ越しで駐車場の場所の変更はないが、住所のみ変更になった場合でも新たに車庫証明の申請が必要になります。これは使用の本拠の位置(自宅)と保管場所の位置(駐車場)が、直線距離で2キロメートル以内であることの確認が必要なためです。


■車庫証明を取得する際の条件
・駐車場、車庫、空き地等の道路以外の場所であること
・自動車が通行できる道路から、支障なく出入させ、かつ、自動車の全体を収容できること
・原則として使用の本拠の位置(自宅)と保管場所の位置(駐車場)が、直線距離で2キロメートル以内でなければなりません。例外としてキャンピングカーなどの特殊用途車両、もしくは正当な理由があれば2キロメートル以上の場所でも車庫証明が取得できます。
・保管場所として使用できる権原を有していること


■申請書類(原則)
・自動車保管場所証明申請書
・保管場所の所在図・配置図
・保管場所使用承諾証明書もしくは保管場所使用権原疎明書面(自認書)
・手数料
保管場所使用承諾書→賃貸など自分の所有している土地以外に停める際に所有者に記入してもらう必要があります。

宮城県の申請様式は他県と違い「保管場所の状況」という記入欄があり、保管可能台数と現在の保管台数を記載する必要があります。ここの記載がないと受付がされない可能性がありますのでご注意ください。


■申請場所
保管場所(駐車場)の所在地を管轄する警察署へ申請します。大崎市の場合ですと
・古川警察署→旧古川市、旧松山町、旧三本木町、旧鹿島台町、旧田尻町
・鳴子警察署→旧鳴子町、旧岩出山町
となります。

宮城県内の警察署管轄についてはこちらです→https://www.police.pref.miyagi.jp/koho/kankatukuiki.html

■当事務所の報酬
古川警察署への車庫証明の代行費用については
① 完成した書類の提出については8,000円(税込8,800円)
② 車庫証明書類の作成及び提出については11,000円(税込12,100円)

■手数料
宮城県では申請時に2,200円、交付時に600円の手数料が掛かります。
この金額は各都道府県によって金額に違いがあるので確認が必要です。また管轄の警察によっては曜日によって収入印紙が購入できない場合もありますので注意してください(佐沼警察署など)。


■申請から受理までの日数
こちらも各都道府県によって異なりますが宮城県では平日中3日で交付となります。
例)月曜に申請して金曜日に交付


車庫証明は申請と受理で管轄の警察署に最低2回足を運ぶ必要があります。平日は時間が取れない、遠方に住んでいる等で車庫証明でお困りの方は当事務所にお気軽にご連絡ください。

また、当事務所で対応できる警察署は「古川警察署」「遠田警察署」「加美警察署」「大和警察署」「鳴子警察署」「築館警察署」「佐沼警察署」「登米警察署」「若柳警察署」「石巻警察署」「河北警察署」となっております。料金設定にいてはホームページの料金欄に記載があるのでご確認ください。

2022年09月02日